ワインを楽しもうと思ったのに、100均で買ったワインオープナーが全然使えない…。
そんな苦い経験、あなたにもありませんか?
実は私もかなり苦労していました。
コルクがうまく抜けなかったり、途中で折れてしまったり…せっかくの時間が台無しになると、がっかりしますよね。
100均のオープナーは価格が安いぶん、使い方や製品の違いを知らないと失敗しやすいアイテムと言えるでしょう。
この記事では以下のことを中心にお話していきます。
ひとえにワインオープナーと言っても様々なタイプがあります。
自分にぴったりのオープナーを見つけて、快適にワインを楽しみましょう!
開封後のワインを美味しく保つコツは以下で詳しくご紹介しています。

100均のワインオープナーが開かないのは種類の問題?
せっかくお得に手に入れても、開けるのに手間取ってしまっては台無しです。
特にコルクの欠片がワインに混ざってしまうと、せっかくのひとときも台無しに感じてしまいますよね。
「なぜ開かないのか?」その原因を探るためにも、まずは100均でどんなタイプのワインオープナーがあるのか確認してみましょう。
ダイソーやキャンドゥ・セリアで扱うワインオープナーは大きく3種類
100均のワインオープナーといっても、店舗によって置いてある商品は少し違います。
比較的どこでも手に入る缶切りや栓抜きにスクリューが付いた多機能タイプをはじめ、ワインオープナーに特化した商品の取り扱いもあります。
実際に私は全て使ったことがありますし、いくつか家にも置いてあります。
サムネイルに使われている画像はセリアで見つけて買ったもの。
他のワインオープナーを簡単にご紹介するとこんな感じです。
≪比較的多くの取扱がある多機能型≫

≪ダイソーやキャンドゥで見つけたスクリュータイプ≫

特に100均のものは持ち運びにも便利だし、友人宅にワインを持参する場合は必ず持っていきますね。
無くしたり、友人宅に忘れてもそこまで後悔しない一見便利な商品たち。
確かに開けられるんですが、どれも共通して言えることは「最終的には力技、耐久性に難あり」ということです。
そのため「とりあえず開けられればOK」という使い捨て感覚であれば選択肢としてアリかもしれません。
また、男性であれば多少の力とコツで開けられる場合もありますが、無理に力を入れるとケガのリスクもあるため注意が必要。
女性にはあまりおすすめできないものとなっています…。
コルクが抜けないのはなぜ?よくある原因と対策ポイント

100均で買えるワインオープナーは手頃に買える反面、開かないと感じる人が多いのも事実です。
それぞれの原因と対策を見てみましょう。
スクリューはまっすぐ奥まで刺すのが鉄則
最も多い原因は、スクリュー(ねじ)の刺し方が不十分なことです。
特に角度がずれていると、高確率で失敗につながります。
「まっすぐ刺す」「しっかり根元まで入れる」のは基本だと理解していますが、それが割と難しい。
中心に刺すことに特化したスクリュータイプであれば問題はクリアしてるように見えます。
ただし、垂直に引き抜くタイプのワインオープナーは、支点部分にかなりの負荷がかかるため注意が必要です。
特に100均に多いプラスチック製のものだと、パーツが割れてしまうリスクも。
また、スクリューを浅く刺してしまうと、力がうまく伝わらず途中で止まってしまうことがあります。
無理に引き抜こうとすると、コルクが途中で折れてしまうケースも少なくありません。
スクリューはコルクの先端が少し突き抜けるくらいまでしっかり回し入れるのがポイントです。
引き抜く力加減と多機能オープナーの落とし穴
次に、力のかけ方に関する注意点です。
スクリューがしっかり刺さっていれば、多少強引に引っ張っても徐々にコルクは浮き上がってきます。
しかし手も痛いし、少しずつしか進みません。
そこで引き抜くときのポイントは「左右に軽く揺らしながら引っ張る」こと。
瓶の口を支点にしてテコの原理を活用すれば、まっすぐ引き抜くよりもスムーズに開けられます。
ただし、力を入れすぎるとコルクが割れて中に落ちてしまうこともあるので加減には注意しましょう。
また、てこ式のワインオープナーは力のかけ方を誤ると支点がうまく機能せず、金属部分が曲がったり瓶が欠ける恐れがあります。
無理に一気に引き抜こうとせず、ボトルの縁にかける支点の位置を少しずつ変えながら、段階的に引き上げるのがコツ。
一番便利そうな多機能タイプはコルク抜きに特化していないため、力業だとコルクや道具そのものが壊れるリスクあり。
実際に比較をすると重要なスクリュー部分の差が明確です。

スクリュー部分が短く小さいと、しっかり差し込んだつもりでも途中で抜けてしまったり、コルクを十分に貫通できずに途中で折れてしまうことがあります。
特に、スクリューがすっぽ抜けると思わぬケガにつながる恐れもあるため注意が必要。
たとえ100円ショップで購入する場合でも「ワイン専用」のオープナーを選ぶことをおすすめします。
抜けないのはワインのコルク側の問題も?
古酒や保存状態に難のあるワインは、コルクの乾燥で脆くなっていたり、湿気によって膨張している場合があります。
こうしたコルクは非常に繊細なので100円ショップなどの簡易オープナーでは途中で崩れたり、瓶内に落ちてしまうリスクが高まります。
そのため「ボトルを適度に温めてコルクを柔らかくする」「専用のオープナーで慎重に抜く」など、状態に応じた適切な対処法を知っておきましょう。

万全を期すなら精度・耐久性に優れた女性でも扱いやすい本格仕様のワインオープナーを一本備えておくと安心。
力を入れなくてもスッと抜けるタイプや、手が小さめな方でも握りやすい設計など、まさに「かゆいところに手が届く」を実現した一品をご紹介します。
開けやすさ重視!初心者でも失敗しないおすすめオープナー3選
ワインに不慣れな方や、力の加減が難しいと感じる女性には「てこの力」や「角度の調整」といったテクニックが必要なオープナーは不向き。
力をかけずに使える自動補助タイプや使いやすさ重視のオープナーを選ぶのが正解です。
テクニック不要で失敗しにくく、無駄な時間と労力をかけることもありません。
ここでは実際に評価が高く、初心者でも使いやすいと評判のオープナーを3つ厳選してご紹介します。
イージーワインオープナー(電動)
ワインオープナー&ワインキーパー+特典セット

【イージーワインオープナーの口コミや評判】

早速使ってみました。ウィーン、ポンの音であっという間にコルクが抜けてビックリ!!今迄は普通のコルク抜きを使用していたので、コルクが粉々になってボトル内に落ちたり、半分で折れたり最悪でした。そんなコルクストレスから解放されてワインを楽しめるので幸せを感じています。(60代女性)



手動のオープナーが壊れたので購入。 電池を入れる時に少し手間取りましたが、それ以外はとても簡単に使用できました。 簡単にコルクが取れるので、コルクワインを買うのにハードルがかなり下がりました。(40代女性)
引用:楽天みんなのレビュー
メリット | デメリット |
---|---|
・とにかく早い ・コルクが割れにくい ・見た目がスマート ・初心者でも扱いやすい ・手が汚れにくい | ・ワンプッシュで力要らず・電池が必要(単3電池4本)別売 ・サイズが少し大きい ・値段は少し高め ・故障のリスクはある |
私がもっともおすすめしたいのがこちらのモデルです。
力もテクニックもいらず、初心者の方や女性でも扱いやすいのが最大の魅力。
一般的なソムリエナイフと比べるとやや大きめですが、デザインはスタイリッシュで、立てて収納できるためキッチンに置いても邪魔になりません。
重さは約300gと軽量設計で、500mlのペットボトルよりも軽いくらいで使いやすさと機能性のバランスが取れた一台です。
上記はワインキーパー付きで、飲み残しが出たときにも便利。
キャップを押すだけでボトル内の空気を抜いて密閉できるため、別途ワインキャップを用意する必要がありません。
見た目・使いやすさ・実用性の三拍子が揃った一本。
ちょっとした特典もついてくるので、ぜひ一度チェックしてみてください。
オープナーのみは以下をどうぞ、3,000円台で入手できます。
ワインオープナーのみ+特典セット


【公式紹介動画】
なぜかカクカクしてると思ったら、なんと10年前に投稿されてました。
これだけ経った今も売れ筋商品なんてすごいですね。
ル・クルーゼ ワインオープナー
テーブルモデル


【ル・クルーゼ ワインオープナーの口コミや評判】



このタイプは初めての購入です もても軽く握り手部分も手に馴染み使いやすいです 大変満足しています(50代女性)



昔から愛用していたものが、15年たって壊れてしまったので、その交換として購入しました。変わらぬ便利さ、手軽さが気に入っています。(50代男性)
引用:楽天みんなのレビュー
メリット | デメリット |
---|---|
・高品質で壊れにくい ・電池不要 ・コルクが割れにくい ・初心者でも扱いやすい | ・ハンドルを回すだけで自動的に引き抜き・電動式に比べて操作が必要 ・サイズは少し大きめ ・値段も少し高め |
フランスの名門《ル・クルーゼ》が手がけた本格派オープナーは、洗練された見た目と、手動タイプの中では扱いやすく、驚くほどスムーズな開け心地を両立。
ワインラバーなら1本は持っておきたい永く愛せる逸品です。
くるくる回すだけで抜けるため、女性でも扱いやすく力が不要。
電動タイプの次におすすめできる一品となっています。
持ち運び便利なポケットモデルや、プレゼントに最適なスタンドが付いたものもあるのでチェックしてみてください。
ポケットモデル


ギフトモデル


【ル・クルーゼ テーブルモデルの使い方】
貝印 ワインオープナ(ウイング)


【貝印 ワインオープナ(ウイング)の口コミや評判】



シンプルな形状のオープナーで、誰でも使いやすいと思います。安いやつだと力を入れると軋んだりするのですがそれもなく、長く付き合っていけそうな品です。(40代男性)



しっかりとした製品です。今まで使っていたスクリュー部分がまがったため、今回購入しました。形がいいとおもいます。このタイプはコルク抜きが失敗しにくいので、気に入っています。(60代男性)
引用:楽天みんなのレビュー
メリット | デメリット |
---|---|
・ステンレス製で錆びにくく長持ち ・電池不要 ・リーズナブルな価格 ・初心者でも扱いやすい | ・テコの原理で力をかけずに開栓・電動式やルクルーゼに比べて操作が必要 ・デザインより機能重視 ・使用時に両手が必要 |
貝印のウィング式ワインオープナーは初めてでも扱いやすく、開栓の失敗をグッと減らしてくれる心強いアイテム。
しっかりしたオープナーの中では価格も手頃でコスパが良い一品です。
ただし、コルクを引き抜く際はウィング部分を両手で押さえ、テコの原理で開ける必要があります。
不安定な状態で無理に開けると危険なので、必要に応じてボトルを支えてもらったり、太ももで軽く挟んで固定するなど工夫をしましょう。
【ウイング式ワインオープナーの使い方】
ニトリやコンビニにワインオープナーはある?
結論から言うと、ニトリでは複数のワインオープナーが手に入りますが、コンビニは店舗によって品ぞろえにばらつきがあります。
ニトリでは、スクリュー式やてこ式などのシンプルなワインオープナーが中心で、手頃な価格で必要最低限の機能を備えた製品が揃っています。
一部店舗では電動タイプの取り扱いもあるようですが、私が訪れた店舗では確認できませんでした。
一方、最寄りのセブンイレブンでは、缶切りや栓抜きと一体になった多機能タイプの簡易オープナーを見かけました。


価格は250円程度で、クオリティとしては100円ショップの商品と大きな差はない印象です。
正直なところ、コンビニで手に入るタイプは「どうしても今すぐ必要」という緊急時の応急対応用と考えたほうがよいでしょう。
より確実に手に入れたい場合は、ワインを扱っているドラッグストアやホームセンターのほうが、オープナーの取扱いは多いかもしれません。
100均ワインオープナーと一緒に使いたい便利グッズ


100均のワインオープナーも、ちょっとしたコツさえ掴めば、ある程度は使いこなせるようになります。
とはいえ「途中で滑ってコルクが割れた」「最後まで引き抜けなかった」といった失敗談も少なくありません。
そんなときは、補助的なアイテムを取り入れるのがおすすめ。
滑り止めなどをうまく活用すれば開けやすさがぐっと変わってきます。
ここでは、100均オープナーと相性の良い便利グッズと、その使い方のコツをご紹介します。
初心者の方はもちろん「何度やってもうまくいかない…」という方も、ぜひ参考にしてみてください。
滑り止めグリップや布で握りやすさアップ
ワインを開けるときによくある失敗のひとつが「オープナーが手から滑ってしまう」というトラブル。
これは力がうまく伝わらないだけでなく、思わず手を離してケガにつながる危険性もあるため、十分な注意が必要です。
とはいえ「うまく握れない」「手が滑る」といった悩みは誰にでも起こりうるもの。
そんなときに便利なのが、滑り止めアイテムです。
しっかりとグリップが効くことで安心してワインを開けられるでしょう。
オープナーとボトルをしっかり固定できれば作業中の不安が減り、無駄な力をかけずに済みます。
特に初心者や手の小さい方、握力に自信のない方は、滑り止めの補助グッズがあるだけで驚くほど楽になるでしょう。
100均のワインオープナーで開かない?原因と対処法まとめ
100均のワインオープナーで開かないときは、まず「使い方」「道具のタイプ」「コルクの状態」の3点を見直してみましょう。
決して「使えない道具」ではありませんが、ちょっとしたコツや補助グッズがないと失敗しやすいのも事実です。
もし「毎回うまくいかない」「手間や労力をかけたくない」と感じるなら、信頼できるワインオープナーを1台用意しておくのも一つの手。
高品質のワインオープナーは頻繁に壊れるものではないので、一家に一台あるととても便利です。
これまでの内容を総まとめしておきましょう。
■【100均のワインオープナーの種類】
・ダイソーやキャンドゥ、セリアで扱う種類は異なる
・缶切りや栓抜きが付いた多機能型が多い
・店舗によってスクリュータイプやソムリエナイフあり
■【よくある原因と対処】
・ねじが斜めに刺さると抜けないので中心にまっすぐ刺す
・浅いとコルク折れの原因になるので最後までしっかり回す
・抜けないときはコルクを左右に軽く振りながら引き上げる
・手やボトルが滑るときはタオルや滑り止めを使う
■【代替アイテム・買い替え候補】
・電動ワインオープナーならボタン1つで簡単開栓
・ルクルーゼなら電池不要、くるくる回す半自動で開栓できる
・貝印のオープナーはリーズナブルでコスパがいい
■【コンビニやニトリにオープナーはある?】
・ニトリ:幾つかの種類の取扱いはアリ
・コンビニ:店舗による、かつ種類は少ないので緊急時といった印象
ちょっとした工夫で驚くほどスムーズに開けられることもあるので、今回ご紹介した方法をぜひ一度試してみてください。
それでもうまくいかない場合は「電動オープナー」や「レバー式」など、より失敗しにくいタイプのオープナーを検討してみましょう。
はじめての方や女性でも失敗しにくくなるので1本あると安心ですよ。
宜しければこちらの記事もご覧ください。



