ワインを楽しんだ記念にラベルをコレクションしたいと思ったことはありませんか?
ラベルの中には可愛いものや、お洒落なものが多くて捨てるのが勿体ないと思うこともあるでしょう。
しかしいざ剥がそうとすると破れたりシワになったり、糊がベタベタ残ったりして綺麗に保存するのは意外と難しいものです。

簡単かつ綺麗にはがす方法ってある?



お任せあれ。
本記事ではワインラベルを綺麗にはがして保存する方法を徹底解説します。
この記事のポイントは以下のとおりです。
【この記事で分かること】
○ ワインラベルを綺麗にはがす具体的な方法
○ 専用グッズを使った簡単&確実な方法
○ 剥がした後のラベルを長く保存するコツ
○ ラベルを剥がした後のベタつきを解消
この4つを押さえることで大切なワインの思い出をコレクションできるようになります!
ワイン好きなら知っておきたいワインラベルの剥がし方&保存テクをぜひ参考にしてください。
ワインのコルクが抜けないときはこちらをどうぞ。


ワインラベルを収集するほどのコレクターに伝えたい情報はこちら!




ワインラベルのはがし方!簡単&綺麗に剥がす方法
余談ですが、ワインのエチケットはフランス語でラベルのことを表します。
ワインラベルを綺麗に剥がすには、「蒸気を使う」「専用シールを使う」「ドライヤーを活用する」 の3つの方法がおすすめ。
どの方法も簡単に実践できてラベルを傷つけずに剥がせる可能性が高くなるでしょう。
ワインラベルは通常、強力な接着剤で貼られており、そのまま剥がそうとすると破れたり糊が残ったりしてしまいます。
しかし、適切な方法を使えば、ラベルを綺麗に剥がしてコレクション用に保存することが可能です。
特に熱や湿気を利用する方法は糊を柔らかくし、簡単に剥がすのに適しています。
蒸気を使うはがし方(湯せん法)
【手順】
1.鍋のサイズに対して半分ほどのお湯を沸騰させる。
2.お餅の網や魚グリルの網を鍋に乗せる。
3.空のワインボトルをラベルを下にして30分ほど蒸気にあてる。
4.ラベルの端が浮いてきたらゆっくり剥がす。
5.上手く剥がれない場合は再度蒸気にあてるを繰り返してはがす。
熱と湿気の相乗効果でラベルとボトルの間の糊の接着を弱くしていきます。
放置しておくだけなので家庭で簡単にできますが、少々時間がかかることがデメリット。
ワインボトルに熱湯を入れる方法
【手順】
1.700mlで50度前後のお湯を用意する。
2.空のワインボトルに熱湯を注ぐ。
3.10分ほど放置する。
4.中のお湯を捨ててカッターナイフなどでラベルを少しずつ剥がす。
ワインのボトル容量は総じて710mlであることが多いためお湯も同じ量を沸かして入れます。
また、ガラスでできたワインボトルは基本的に60度以上、温度差は40度ほどあると割れる可能性が高くなるため注意しましょう。
内側から温めることで直接糊の接着に作用するためラベルがはがれやすくなります。
ドライヤーで温めてはがす
【手順】
1.ラベルを霧吹きなどで少し湿らせる。
2.ドライヤーを中温に設定し、ラベル部分に1〜2分ほど当てる。
3.10分ほど放置する。
4.カッターナイフなどでラベルを少しずつ剥がす。
5.部分的にドライヤーをあてることを繰り返してはがしていく。
ドライヤーを使った湿気と温度によるラベルはがし方法です。
効果はありますが、一点を集中的に温めるため過度に当てすぎるとラベルが縮みや焼けてしまう、または瓶が割れる可能性があるため注意してください。
全体をまんべんなく温めることができないため、総じて剝がす時間はかかってしまう恐れがあります。
ワインラベルはがしシールを使う
【手順】
1.ラベルの汚れや水滴を綺麗に拭き取る。
2.「ワインラベルはがしシール」をラベルの上から貼る。
3.上から擦り、シールをラベルに定着させていく。
4.少しずつはがしてシール側にラベルを移す。
5.上手く剥がれない場合は再度上から擦ったり、カッターナイフなどを使う。
ワインラベルをコレクションする人は多く、実は専用のシールが販売されています。
独学ではがすよりも確実で、初心者でも簡単に扱うことができるでしょう。
ようやく入手したワイン、珍しいラベルなどで失敗したくない場合は利用することをオススメします。
また、ラベルサイズに合わせた各シールの用意があり、専用のコレクションシートやホルダーなども合わせて販売していて収集癖がくすぐられます。


ワインラベルの保存方法とおすすめアイテム


大切な思い出のラベルは綺麗に保存しておきたいですよね。
ワインラベルは紙製のものが多く、湿気や摩擦で傷つきやすいため、適切な保存方法を選ばないと色褪せや劣化の原因になります。
また、ラベルの糊が乾燥すると反り返ることがあるため、平らな状態で保管する工夫が必要です。
そのため、専用の保存アイテムを使って、綺麗な状態を維持しながら整理しましょう。
剥がしたワインラベルを綺麗に保存するには「専用保存シート」「ラベルアルバム」「スクラップブック」の3つの方法がおすすめです。
これらを使うことでラベルを長期間美しく保管し、コレクションとして楽しむことができます。
ラベルアルバムのおすすめ
上記で紹介したWINEX (ワイネックス) ワインラベルレコーダー (12枚入) ZW500NSサイズに合わせた専用アルバム。
別のラベルはがしシールを購入している場合は規格が合っているか確認してから購入してください。


・立てて置いても見やすい背表紙・Dリング仕様 ・保管ファイル内扉にはフランス・イタリアのワイン産地マップあり ・思い出の保管に最適でコンパクト 【価格】 1,500円~ | 【特徴】||
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スクラップブックのおすすめ
スクラップブックの台紙は厚手かつ黒色でラベルが目立つ仕様になっています。
最も小さいサイズでもラベルシールの規格をクリアしているためアルバムとしては最適。


・ラベルシールの規格をクリアしたフリーサイズのスクラップブック ・サイズの種類が多いので好みに合わせて選択可能 ・余白に思い出を加筆、多彩な付属シールで記念の一品にアレンジ 【価格】 1,400円~ | 【特徴】||
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ラベルをはがさずに保存もおしゃれ!
希少なワインなら空の瓶ごと保存しておきたいというケースもあるでしょう。
ワインラベル保護フィルムを利用すればラベルの劣化や破損を防止しつつ長期保存が可能です。
ワインのボトル専用に作られているのでサイズもバッチリ。


・なくてもいいけどあると一段と美味しく楽しめる一品 ・ワイン垂れによるラベル汚れを防止 ・ギフトとして貼っておくと細かい配慮が喜ばれる 【価格】 1,000円前後(12枚入) | 【特徴】||
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ワインラベルを末永く保存するなら「専用保存シート」「ラベルアルバム」「スクラップブック」を利用するのがオススメです。
自分のコレクションスタイルに合った方法を選び、大切なワインの思い出を長く楽しみましょう!
100均で揃う?ワインラベルはがしやラベル保存アイテム
適切に長く保存するなら上記のような専用アイテムが一番です。
しかし、そこまでこだわらないけど保存しておきたいという人のために100円均一で揃う商品をご紹介します。
お店で取り扱いのない可能性を考えてネットでも探してみました。
ラベル(シール)はがしスプレー
どの100円均一でも見かけるので比較的入手がしやすいスプレータイプ。
ただ、はがすことに特化しているため、はがした後の保存は前提としていません。
使う際にはデメリットを認識したうえでチャレンジしてください。
また、Amazonでは取り扱いがないようで最低でも400円ほどします。


○コストを抑えて綺麗にはがせる ○比較的取り扱われており入手はしやすい 【デメリット】 ×スプレー独特の匂いが移る可能性がある ×専用ではないので上手くはがれないことがある ×スプレーの液がシミになることがある ×お店で取り扱いがないことがある 【価格】 100円~(75ml) | 【メリット】||
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手貼りラミネートフィルム
ラベルを保存しておくには充分ですがお店に行かないと売っているか分からないのが難点。
また、ネットで注文すると送料のほうが高いので損した気分になることも。
アマゾンなどはプライム会員であれば送料無料で安く入手することができます。


○安価でコレクションできる ○用途としては充分な性能 【デメリット】 ×サイズが合わない可能性がある ×専用ではないのでDIYに近く失敗しやすい ×お店で取り扱いがないことがある 【価格】 100円~(6~8枚入) | 【メリット】||
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100均で手に入るアイテムを活用すれば低コストでワインラベルを綺麗に剥がすことが可能です。
ただし専用ではないためデメリットを理解したうえで利用するようにしましょう。
ワインのラベルは捨てる時に外さなくてOK?正しい処分方法


ワインボトルを処分する際、ラベルは基本的に剥がさなくてもOKです。
ワインボトルは通常「資源ごみ(ガラスびん)」として処分されます。
多くの自治体では、ラベルがついたままでも問題なく回収され、リサイクル工程で焼却または除去されるため無理に剥がす必要はありません。
ただし、ラベルがプラスチック製の場合は、紙ラベルとは処理方法が異なることがあるため自治体の指示に従う必要があります。
自治体のルールによって異なる場合があるため分別方法は確認しておきましょう。
ラベルを剥がした後のベタベタを取る方法!綺麗に仕上げるコツ


ワインラベルを剥がした後に残るベタベタ(接着剤の跡)を取るには「アルコール」「ハンドクリーム」「重曹ペースト」の3つの方法が有効です。
ワインラベルは強力な糊で貼り付けられているため、剥がした後にベタベタが残ることがよくあります。
この粘着跡をそのままにするとホコリやゴミが付きやすく、見た目が悪くなったり触るたびに手が汚れる原因にもなります。
綺麗にはがしたい場合は適切な方法でしっかり除去しましょう。
消毒用エタノールを使う
消毒用エタノールは接着剤を溶かして簡単に拭き取れるので、最も効果的な方法のひとつです。
【やり方】
1.ティッシュや布に消毒用エタノールを少量含ませる。
2.ベタついている部分をやさしくこすりながら拭き取る。
3.完全にきれいになったら、乾いた布で仕上げ拭きをする。
もしエタノールがない場合は「除光液(アセトン)」や「お酒(アルコール度数の高いもの)」でも代用できます。
ただし独特な匂いが残るので苦手な人は注意してください。
ハンドクリームを活用する
ベタつきを取るのに意外と効果的なのがハンドクリームです。
ハンドクリームの油分が接着剤を浮かせて、スルッと剥がしやすくなります。
【やり方】
1.ベタベタの部分に、ハンドクリームを少量塗る。
2.指で軽くなじませながらこする。
3.布やティッシュで拭き取るとベタつきが取れる。
家にあるもので簡単に対応できますが、反面クリームの油分が残ってしまうため丁寧に拭き取る必要があります。
重曹ペーストを使う
化学薬品を使いたくない人には環境に優しい重曹がおすすめです。
重曹には粘着を分解する効果があり、手軽にベタベタを除去できます。
【やり方】
1.重曹と少量の水を混ぜてペースト状にする(歯磨き粉くらいの固さがベスト)
2.ベタつきが気になる部分にペーストを塗り、1〜2分放置。
3.スポンジや布で優しくこすりながら拭き取る。
この方法は肌が敏感な人や、小さいお子さんがいる家庭でも安心して使えます。
その反面ペースト状のため拭き取るのに少し手間がかかるのが難点と言えます。
ワインラベルのはがし方まとめ!初心者でもできる簡単な方法
ワインラベルをきれいにはがして保存する場合は専用のアイテムを使うことがベスト。
それでもコストを抑えたい場合には100均アイテムもモノによっては有効となります。
お湯やドライヤーを使ったラベルはがしは失敗しても問題ないワインのボトルで試してみましょう。
【本日のまとめ】
ワインラベルを綺麗に剥がして保存するには、適切な剥がし方・保存方法を選び、便利なアイテムを活用することが重要です。
特に、ワインラベルはがしシール+保存シートを使うと、初心者でも簡単&確実に綺麗にコレクションできます!
ぜひ、自分に合った方法で大切なワインの思い出を残してください。
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