ヴーヴ・イエローとホワイトの違いを徹底比較!価格や味・度数はどれくらい?

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ヴーヴ・クリコのロゴとイエローラベルボトルのイメージ写真
ナナシー

ヴーヴ・クリコのイエローとホワイトって、なにが違うの?

私も過去に同じ疑問を持ち、そして調べた人でもあります。

ヴーヴは似たような種類が多くてどれを選べばいいか悩みますよね。

そこでこの記事では、イエローとホワイトの“決定的な違い”をわかりやすく解説していきます。

≪この記事でわかる3つのこと≫
■ ヴーヴ・イエローとホワイトの味や度数などの違い
■ ヴーヴ・クリコ・イエローラベルの正しい相場や選び方
■ ヴーヴ・クリコの種類と代わりとなるおすすめシャンパン

ギフト選びで困っている人も、この記事を読めば自信を持って選べるようになるはずです。

それではさっそくヴーヴ・イエローとホワイトの“本当の違い”を見ていきましょう!

宜しければこちらもどうぞ。

目次

ヴーヴ・イエローとホワイトの決定的な違いとは?

シャンパングラスで乾杯する2人の手元、ヴーヴ・イエローとホワイトの違いを象徴するイメージ

ヴーヴ・クリコのイエローとホワイトは、一見似ているようでも実は大きな違いがあります。

ここからは、具体的にどんな点が異なるのかを見ていきましょう。

味や香り・飲み口の違い

ヴーヴ・クリコのイエローラベルとホワイトラベル(デミ・セック)はどちらも人気があるものの、味や香りにはっきりした違いがあります。

イエローラベルは「辛口(ブリュット)」で、シャープでキレのある味わい。

柑橘やリンゴのような爽やかな香りが特徴で、飲み終わりのあと味もスッと消えるような感覚です。

対してホワイトラベルは「やや甘口(デミ・セック)」

果実味多めのピノ・ムニエの比率が多いため芳醇でありつつも、シャルドネが加わることでよりやわらかい印象を残します。

口当たりもふんわりと優しい仕上がりに。

≪ヴーヴ・イエローラベル≫
★スッキリした爽快感
・レモンや白桃のような際立つ果実味
・食前酒や前菜と相性が良く、シャープな印象でキリッと締まる
・暑い季節や軽めの料理とも好相性
≪ヴーヴ・ホワイトラベル≫
★繊細さとやさしい甘さ
・熟れたリンゴようなまろやかで甘い香り
・食後のデザートとともに、リラックスした気分で楽しめる
・辛口ワインが好きな人でも楽しめる自然な甘さ

このように明確な違いがあるのでシーンや相手の好みに合わせた選び方が重要なポイントになります。

アルコール度数や原料の違い

どちらもアルコール度数はおよそ12%前後で大きな差はありません。

ただし、上述のように特徴は大きく異なるため、飲んだときの“感じ方”には差が出ます。

イエローラベルは辛口なので、アルコールの刺激がやや強く感じられるかもしれません。

そのぶんホワイトラベルは、ほんのりとした甘さがあるのでアルコールの存在感が和らぎ「飲みやすさ」を実感する人が多いです。

使っているぶどうの種類も共通のもの。

【使用されているブドウ品種】
・ピノ・ノワール(骨格・深み)
・シャルドネ(酸味・エレガントさ)
・ピノ・ムニエ(果実味・やわらかさ)

ただしブレンドの比率に違いがあり、イエローはピノ・ノワールの比率が高めで、全体的にシャープな輪郭。

ホワイトはやや甘みを引き立てる方向に調整されており、丸みを帯びた味わいに仕上がっています。

どちらも品質の高さは折り紙付き。

ヴーヴ・クリコならではの一貫したクラフトマンシップがしっかり感じられる仕上がりです。

「すっきりと食事に合わせたいか」「甘い余韻を楽しみたいか」 このシンプルな軸で選ぶのが、一番わかりやすい基準といえるでしょう。

ヴーヴ・イエローとホワイトの定価比較

コインでいっぱいのミニカート。ヴーヴ・イエローとホワイトの価格比較をイメージした写真

選ぶ際に味と同じくらい気になるのが価格でしょう。

ここではイエローとホワイトの定価や実際の相場、さらにバーやラウンジでの提供価格まで詳しくご紹介します。

現在のイエローとホワイトの相場は?

定価に加えて相場を知っておけば極力損を抑えて買うことができます。

ヴーヴ・イエローとホワイト、それぞれの参考価格と相場は以下の通り。

【それぞれの定価と相場】
● ヴーヴ・イエローラベル(750ml)
定価:7,000円前後
相場:7,000円~10,000円
● ヴーヴ・ホワイトラベル(750ml)
定価:8,500円前後
相場:8,000円~10,000円

ホワイトラベルのほうがやや高めの価格設定。

これはデミ・セックというやや甘口タイプで、より限定的な需要と製法によるものと考えられます。

また、相場のブレは流通ルートや箱のアリナシ、正規品や並行品の違いなど様々。

加えて円安や輸入コストの影響で、近年は全体的にシャンパンの価格が上昇傾向です。

今後さらに値上がる可能性もあるため、価格に敏感な方はチェックが欠かせません。

イエローラベルの入手ルート別の相場や最安値は別途まとめていますので以下をご覧ください。

ヴーヴ・ホワイトのバーやラウンジの値段

「自分では買わないけど、お店で飲む機会がある」という人も多いはず。

バーやホテルラウンジでの提供価格はボトル価格とは大きく異なります。

せっかくなのでイエローラベルと同じくECサイトなども含めて比較してみます。

それぞれの価格帯は次の通り。

≪ヴーヴ・ホワイト(デミ・セック)の価格比較≫※2025/4月時点
◆ 正規取扱店
価格:約8,000円〜9,000円。
◆ ECサイト(Amazonや楽天など)
価格:約7,500円〜8,500円。
◆ ディスカウント店
価格:約7,500円〜8,500円。
◆ 高級レストラン・バー
価格:グラスで約2,000円~2,500円。
ボトル:15,000円~25,000円(場所によって差があり)

正規取扱店は少し高めですが、品質管理や正規ルートがらの入手が多く、信頼性がUPします。

対してディスカウントストアは安い一方で品質や並行輸入品に注意する必要アリ。

高級ホテルやバーなどはサービス料や空間の価値が加わる分、どうしても価格は上がる傾向に。

総じておすすめはECサイトでの入手となります。

専門店からの出品が多いですし、参考になる情報も出そろっているので参考になります。

レビューや販売元の情報をチェックして高品質かつ最安値で入手がベストでしょう。

ヴーヴ・イエローとホワイトの使い分けとおすすめの選び方

屋外でシャンパンを手に持つ人の様子。ヴーヴ・イエローとホワイトの選び方や使い分けをイメージした写真

冒頭で軽くご紹介したように、それぞれ明確な違いがあります。

それらを踏まえて具体的に合う料理やシーンを詳しく掘り下げていきましょう。

どんな料理・シーンに合う?使い分けの目安

ヴーヴ・イエローとホワイトはどちらも魅力的なシャンパンですが、合うシーンや料理がまったく違うことはご理解いただけたはず。

この違いが、飲むタイミングや一緒に食べる料理を選ぶポイントになります。

≪おすすめのシーン≫

イエローラベルホワイトラベル
・食前酒として
・屋外パーティーに
・ビジネスシーンでの乾杯
・食後のデザートと一緒に
・リラックス、ご褒美の家飲みに
・カジュアルな贈り物

辛口のイエローは食事全体に合わせやすく、料理の味を邪魔しません。

ホワイトは甘みがあるぶん、食後の“ごほうびタイム”にぴったりです。

たとえば「イエロー」は塩気のあるメニューと好相性で、「ホワイト」はやさしい甘さのデザートと楽しむのがおすすめです。

目的やシーンに応じて選べば、シャンパンがもっと楽しくなるはずです。

次に具体的なマリアージュをご紹介します。

料理とマリアージュはイエロー、デザート系ならホワイト

どちらのラベルにも個性があり、「どっちが良いか」どいうよりは「どっちが合うか」で選ぶのがベスト。

イエローラベルは特に、料理とのマリアージュ(相性)を考えて設計されています。

スッキリした味わいが料理の味を引き立て、飲み口を軽やかに仕上げてくれるでしょう。

特におすすめのマリアージュは以下の組み合わせです。

≪おすすめのマリアージュ≫

イエローラベルホワイトラベル
・シーザーサラダ
・魚介のカルパッチョ
・レモンソテーのチキン
・白身魚のフリット
・ミルフィーユやフルーツタルト
・ナッツ入りのチーズプレート
・チーズクラッカー
・マカロン

ホワイトラベルは、やさしい甘さが特徴。

これにより「ワインに慣れていない人」や「甘口が好きな人」にもおすすめしやすいでしょう。

香りも華やかなのでボトルを開けた瞬間の演出力も高く、女性同士の集まりやギフトにも人気があります。

対して、イエローは料理と一緒にしっかり味わいたい人に向いています。

ヴーヴ・クリコ 草間彌生モデルってなに?

親指を立てたグッドサインの手。ヴーヴ・クリコの特別モデルや注目ボトルを紹介するセクションのイメージ

ヴーヴ・クリコといえばイエローラベルが定番ですが、実は「草間彌生モデル」が存在します。

かなり目を引くデザインになっているので見たことのある方もいるかもしれません。

草間彌生モデルってどんなシャンパン?

ヴーヴ・クリコが世界的アーティスト草間彌生さんとコラボした限定モデルです。

特徴は何といってもボトルデザイン。

草間さんの象徴でもある「水玉模様」があしらわれたボトルは、まるでアートピースのよう。

ワインとしては通常のヴーヴ・クリコ・ラ・グランダムをベースにしていますが、限定仕様のためパッケージが非常に印象的です。

「飾っておきたい」「贈り物にしたら絶対喜ばれる」とSNSでも話題になりました。

販売価格は約3万円〜4万円ほど。

中身はもちろん本格派ですが、それ以上に「デザインに価値があるコレクター向けの1本」といえるでしょう。

【草間彌生モデルが向いているシーン】
・アートが好きな人へのプレゼント
・誕生日や結婚祝いなどの特別な贈答用
・SNS映えする1本を探しているとき

数量限定かつ一部のお店しか扱っていないため、見かけたら即チェックしておくのがおすすめです。

イエローやホワイトに慣れてきたら、こういった特別モデルにも手を伸ばしてみるとまた新しい楽しみ方が見つかるかもしれません。

また、限定品などの特別ラベルは保存しておくと良い思い出になりますよ。

世界の「ヴーヴ」シリーズとは?他ブランドとの違いを比較

さまざまなスパークリングワインやシャンパンボトルが並ぶテーブル。世界のヴーヴシリーズの比較を表す写真

「ヴーヴ」と名のつくシャンパンは、実はヴーヴ・クリコだけではありません。

世界には似た名前のスパークリングワインがいくつかあり、特にスーパーやネット通販で見かけることもあります。

この章では、有名な「ヴーヴ」シリーズ3ブランドを紹介し、それぞれの特徴やヴーヴ・クリコとの違いを解説します。

ヴーヴ・アンバル|華やかなデイリーワイン

ヴーヴ・アンバルはフランス・ブルゴーニュ地方のスパークリングワインブランド。

高級感のある外観とは裏腹に、価格は1500〜2500円ほどと手に取りやすく、デイリーシャンパンとして人気があります。

最大の魅力は瓶内二次発酵による本格派スパークリングであること。

これはシャンパンと同じ製法で、繊細な泡立ちと豊かな風味が楽しめます。

味は辛口〜中辛口で、さっぱりした果実味、「ちょっと贅沢したい平日の夜」や「気取らないお祝いシーン」にぴったりです。

クリコのような深みや複雑さを求める人には少し物足りないかもしれませんが、気軽に楽しめる1本としてはコスパの良い選択肢です。

ヴーヴ・オリヴィエ|軽やかで親しみやすい味わい

ヴーヴ・オリヴィエは、よりライトで親しみやすいスパークリングとして知られています。

価格はおおよそ5000〜6500円台と少しリッチ。

泡はやや粗めながらも軽快な飲み口とフルーティーさが魅力で、ワイン初心者やパーティーシーンにも使いやすい1本です。

ヴーヴ・クリコに並ぶシャンパンとしてぜひ試してほしい1本です。

ヴーヴ・デュヴェルネ|本格派で深みある隠れ銘柄

最後に紹介するのはヴーヴ・デュヴェルネ。

こちらは知名度こそ高くないものの、実は通好みのスパークリングワインとして根強い人気があります。

価格は1000〜2000円台で、風味は落ち着きがあり、どこか熟成感も感じるバランス型の辛口。

泡立ちはしっかりしていて料理との相性も良く、味に深みがあります。

派手さはありませんが「本物志向のスパークリングを求める人」におすすめです。

これらの「ヴーヴ」シリーズは、すべて「未亡人=ヴーヴ(Veuve)」という名前がついていることが共通点です。

しかしブランドの歴史や製法、価格帯、味わいはそれぞれ大きく異なります。

すべてが「ヴーヴ・クリコ」ではないのでワイン選びの際には注意してくださいね。

【まとめ】ヴーヴイエローとホワイトは全く違う味わい

この記事ではヴーヴ・クリコのイエローラベルとホワイトラベルの違いについて、味や香り、価格の比較からシーン別の使い分けまで詳しく見てきました。

【ヴーヴ・イエローとホワイトの違いまとめ】
・主に需要と供給によって相場は変動、最安値はオンラインストアやディスカウントショップ。
・イエローラベルはどんな料理にも寄り添うオールラウンダー。
・ホワイトラベルはシャンパン初心者にも優しい1本。
・アルコール度数に大きな差はないが、味によって感じ方が異なることがある。
・特別モデル(マグナムや草間彌生コラボ)はギフトに最適
・クリコ以外にも「ヴーヴ」と名のつくスパークリングブランドは複数ある
【イエローラベルのおすすめ】
 ・食事に合わせてスッキリ楽しみたい
 ・前菜〜メインに合わせたい
【ホワイトラベルのおすすめ】
 ・やさしい甘みを楽しみたい
 ・デザートやリラックスタイムにベスト

結論としてはどちらが優れているという話ではなく明確に味が違うので「どう楽しみたいか」によって選び方が変わるということです。

自分の気分やシーンに合わせて選ぶ、それだけで特別な1本になるはずです。

宜しければこちらもどうぞ。

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