「ルタオ ナイアガラ」は、北海道や長野を中心に栽培されるナイアガラぶどうとワインを使用した人気スイーツ。
北海道・小樽の洋菓子店 LeTAO(ルタオ)が手がけた商品で、正式名称は「ナイアガラ ショコラブラン フレ」として販売されています。
知名度の高い商品だからこそ気になる一方で、口コミでは『甘さが強い』『香りに独特さがある』といった声から、お試し買いをためらう人も多いようです。

期待が大きいと失敗したくない気持ち、わかります。
そこで今回はルタオのナイアガラは本当にまずいのか、徹底的に調べました。
悪い口コミ、良い口コミをはじめ、実際に食べた感想やSNSで話題になったエピソードをご紹介します。
ルタオのナイアガラがどんな味なのか、口コミや特徴から知れば失敗する可能性はグッと減ります。
それではまず、みなさんの口コミや評価を見ていきましょう。
ルタオのナイアガラはまずい?口コミから見える評価の分かれ方


結論から申し上げますと、ルタオのナイアガラは★4.59(約320件)と高評価が多い人気商品です。
その一方で一部の人からは「まずい」などの意見があり、賛否が分かれています。
では具体的にどんな感想が多いのか、双方の意見を順番に見ていきましょう。
悪い口コミ|香りが強すぎる・甘すぎるという声
参考:楽天みんなのレビュー
ルタオのナイアガラについて、ネット上では「まるで人工的な香料のよう」「甘すぎる」という口コミが目立ちました。
ナイアガラぶどうはもともとマスカットのように華やかで甘い香りが特徴の品種です。
しかし、その香りがあまりに強いために「人工的」と感じる人がいるようです。



人工的に感じる点についてはいくつか理由があるので後述しています。
また、北海道産生クリームとホワイトチョコレートを使用し、甘さがしっかり際立ちます。
そのため「一口で十分」「甘すぎて最後まで食べきれなかった」といった意見も出ていました。
特に甘いものが苦手な人や、スッキリした味を好む人には強く感じられるようです。
良い口コミ|芳醇で贅沢・ぶどうの風味が爽やかという評価
参考:楽天みんなのレビュー
低評価の声もある一方で「今まで食べた中で一番香りが華やかだった」「ぶどうの芳醇な風味とホワイトチョコのまろやかさが贅沢」と高評価する人も多くいます。
実際、ナイアガラぶどうの香りはワインやジュースでも使われる人気が高い品種です。
口コミには「紅茶と合わせると最高」「冷やして食べると甘さがちょうど良くなる」といった声もあり、食べるシーンや組み合わせで印象も変化します。
甘党の人や、果実感の強いスイーツが好きな人にとっては「ご褒美スイーツ」としてぴったりだと言えるでしょう。
mikuが感じたリアルな感想
見た目は普通のチョコレート、しかし噛んだ瞬間にぶどうの香りと華やかさが広がります。
ホワイトチョコの濃厚さと合わさり「とても甘くてリッチ」という印象を受けました。
食感も生チョコレートのように柔らかいので、お年寄りに好評なのも頷けます。
ただし食べやすい分、調子に乗ってたくさん食べると後で「甘さが強くてくどい」と感じるのもわかります。
普段から甘いものを好む人なら大満足できますが、さっぱり系が好きな人には少し重たいかもしれません。
とはいえ適度な量で「特別な日や贅沢な時間に食べるならアリ」だと感じました。
オンラインストアだと冷凍で届くので、小分けして解凍しつついただくこともできます。



ルタオナイアガラのように甘いスイーツにはキリっとしたシャンパンやスパークリングワインがおすすめですよ。




まめきちまめこさんも絶賛、話題のユニークな感想
まめきちまめこさんも、ルタオのナイアガラについてユニークな表現をしています。
「意識が乗っ取られるほど美味しい」という独特な言い回しは、SNSなどで話題になりました。
このようにSNSやブログで話題になるのは、ナイアガラにそれだけインパクトがある証拠です。
「普通のチョコじゃ満足できない」「一度は試してみたい」と思わせる力が、このスイーツにはあるのでしょう。
ナイアガラは甘さと香りが強く、好みがハッキリ分かれるスイーツです。
そのまま食べるだけでなく、ペアリングも意識すると美味しくいただけそうですね。
ナイアガラぶどうの味わいとルタオのブランド背景


ルタオのナイアガラは、ただのスイーツではなく「ブランド」と「素材」の両方にストーリーがあります。
口コミを読むだけでは「甘い」「香りが強い」といった表面的な印象にとどまりがちですが、そもそもルタオとはどんなお店なのか。
そしてナイアガラぶどうがどんな品種なのかを知ると、このお菓子の魅力や個性をもっと理解できるはずです。
ここからは「ナイアガラぶどうの味」と「ルタオというブランド」の2つの視点で見てみましょう。
ルタオのナイアガラはハイチュウっぽい?人工的と言われる理由やぶどうの特徴
ナイアガラぶどうは北海道を代表する白ぶどうの一つで、フォクシーフレーバー(foxy flavor)という独特の甘く強い香りが特徴です。
これはブドウに含まれる「モノテルペン類」という香気成分によるもので実際にフルーツガムやキャンディなどに使われています。



例えばフルーツガムの「ぶどう味」や「マスカット味」には、これらのモノテルペンが配合されているケースが多いです。
そのため、お菓子などの人工甘味料に慣れた人がナイアガラの香りを「ガムの味っぽい」と感じる人がいても不思議ではありません。
確かに「香料」も使われていますが、洋菓子では果実本来の香りを引き立てるために香料を組み合わせることが一般的。
ナイアガラぶどう由来の個性に加えて、香料の効果でさらに際立たせているのでしょう。
また、「ハイチュウのグレープ味みたい」という声も、これらの香りと口の中で溶けていくような柔らかい食感によるものと考えられます。
子供やお酒が苦手な人も安心?ルタオナイアガラのアルコール成分
結論から申し上げて、ほとんど影響はありません。
ルタオ公式の原材料を見ると、確かにルタオのナイアガラには「ワイン」が使われています。
しかし含まれる量はごくわずかで、最終製品のアルコール含有量は1%未満。
私自身、アルコールは特に気になりませんでしたし、「言われなければわからない」という感想が多く見られます。
子供が食べる場合についても基本的には問題ない量ですが「念のため控えめにする」のはアリです。
アルコールというより単純に甘いのでたくさんあげるのはNGかなと。
2~3粒程度なら問題ないという印象です。
ただし、体質的にアルコールに弱い方や、子供・妊娠中の方は食べ過ぎないように注意しましょう。
関連して、料理などでアルコールを飛ばす方法はこちらでご紹介しています。


小樽で誕生した洋菓子ブランド「LeTAO」の由来
ルタオ(LeTAO)は、北海道・小樽で誕生した人気洋菓子ブランドです。
「Letao」は逆から読むと「Otaru(小樽)」になることから、それが由来であるという説がささやかれていますが、実際は違います。
フランス語のフレーズ 「La Tour Amitié Otaru(ラ・トゥール・アミティエ・オタル)=親愛なる小樽の塔」 の頭文字を取って名付けられた造語です。
また、創業者が小樽で開いた店舗は「大きな塔のような建物」だったことに由来し、象徴性を込めたネーミングになっています。
単純な逆さ読みではなく、ブランドの歴史と想いがしっかり込められた名前であることがわかりますね。
ルタオのナイアガラはどこで買える?店舗・空港・オンラインストアの入手


ルタオのナイアガラは一般的なスーパーやコンビニでは取扱いがほとんどなく、品質保持やブランド価値を守るため、流通経路を厳選しています。
入手ルートが限定的なので、どこで入手できるのかリサーチしてみました。
新千歳空港や北海道店舗での取扱い状況
ルタオは小樽本店をはじめ、北海道各地に複数の直営店舗を展開しています。
観光ついでに入手であれば新千歳空港が有力。
新千歳空港にはルタオの直営店があり、定番の「ドゥーブルフロマージュ」や「ロイヤルモンターニュ」はほぼ常時販売されています。
「ルタオのナイアガラ」も入手できるでしょう。
一方で、一部の「ナイアガラ シリーズ」は季節限定や在庫状況により取扱いが異なることがあるようです。
「現地で買いたい」と考える場合は、事前にルタオ公式サイトや店舗情報を確認しておきましょう。
北海道店舗で探すなら小樽洋菓子舗ルタオ本店をはじめ、札幌・千歳・函館などの主要都市に直営店があります。
観光などで近くを訪れた際には、ぜひチェックしてみてください。
百貨店の期間限定イベントで入手
ルタオのナイアガラは、全国の百貨店で開催される「北海道物産展」や「北海道フェア」などの期間限定イベントで販売されることがあります。
物産展は北海道の人気スイーツや海産物などを一度に楽しめるイベントとして毎回多くの人が訪れ、ルタオも定番ブランドの一つとして出展することが多いです。
ただし、注意したいのは必ずナイアガラシリーズが並ぶわけではないという点です。
小規模な物産展では看板商品の「ドゥーブルフロマージュ」や季節限定商品、推しのスイーツが優先的に取扱われることが多め。
ナイアガラは在庫状況やシーズンによって出品されないケースも珍しくありません。
そのため「絶対に買いたい」と期待して行くと、ラインナップに含まれていなくてがっかり…ということも起こり得ます。
また、物産展はとても人気があり、休日や開催初日には特に混雑します。
行列ができたりナイアガラが売り切れてしまうこともあり、確実に手に入れたい人にとっては少しハードルが高いかもしれません。
百貨店での入手は「絶対に欲しい!」というよりも「出ていたらラッキー」くらいのスタンスがよいでしょう。
オンラインストアで入手できる?ルタオナイアガラや限定商品
北海道まで行けない人にとって頼りになるのがオンラインストアです。
ルタオのナイアガラはもちろん「ナイアガラ ドゥーブル」など魅力的な商品が定期的にラインナップされます。
冷凍便で配送されるため、全国どこからでも手軽にお取り寄せが可能。




「空港で買えなかったけど、オンラインで買えて良かった」「冷凍だから好きなときに解凍して楽しめる」といった声も多く見られます。
オンラインストアなら「自宅で気軽に頼めること」だけでなく、「ギフト配送に対応している」点も魅力のひとつ。
母の日・父の日・誕生日などのプレゼントとして直接送ることができるため、贈り物需要も高まっています。



ルタオの看板商品「ドゥーブルフロマージュ」もおすすめですよ。


ルタオナイアガラの賞味期限と保存・解凍ポイント


ルタオのナイアガラで気になるのが「どれくらい日持ちするのか」「冷蔵か冷凍どちらで保存すればいいのか」という点です。
口コミでは「買ったけど一度で食べきれなかった」「贈り物にしたいけど賞味期限が短いのでは?」と不安の声も見られます。
せっかくの贅沢なスイーツですから食べるタイミングを逃さず、一番美味しい状態で味わいたいですよね。
ここでは冷凍・解凍後の賞味期限や保存方法の注意点、さらに解凍のコツについて詳しく解説します。
冷凍・解凍後それぞれの賞味期限と保存の注意点
賞味期限は箱の側面にあり、私の場合は発送日からおよそ1ヶ月程度の余裕がありました。
また公式サイトには「解凍後は直射日光及び湿気を避けて10℃以下で保存の上、10日以内に召し上がりください。」とあります。
これなら贈り物としても安心して注文できますし、すぐに食べられないときでも余裕を持って保存しておけます。
保存の際に注意したいのは「温度変化を避ける」こと。
たとえば一度解凍したものを再冷凍すると、風味が損なわれるだけでなく、水分が抜けてパサつきが出てしまいます。
特にナイアガラは香りを大切にしたスイーツなので、再冷凍は厳禁。
また、冷蔵庫に入れるときは強い匂いの食材(ネギや漬物など)のそばに置かないようにしましょう。
匂い移りすると本来のぶどうの華やかな香りが損なわれる可能性があります。
美味しさを引き出す正しい解凍方法と食べ頃の目安
ナイアガラをより美味しく食べるには、解凍の仕方が重要です。
公式サイトによると以下のように記載がありました。
【解凍方法】
“レアチョコレート ナイアガラは、商品記載の賞味期限内に、10℃以下の冷蔵庫内にて解凍(冷蔵解凍1時間)し、開封後はお早めに召し上がりください。”
出典:ルタオ公式
一方で「半解凍」の状態で食べるのも人気があります。
中心がまだ少し凍っている状態だと、シャリっとした食感が残り、アイスのようにさっぱりとした味わいに。
口コミでも「半解凍だと甘さが軽く感じられて食べやすい」「夏場はアイス感覚でちょうど良い」といった声が見られました。
保存や解凍のポイントは以下の通りです。
箱入りのまま冷凍しておき、食べたい分だけ取り出して冷蔵庫に移せば、残りは劣化を防いで保存できます。
【まとめ】ルタオのナイアガラはまずいのではなく好みが分かれるスイーツ
一部の人からは「香りが強すぎる」「甘すぎて一度に食べられない」といった意見があるのは事実です。
しかし一方で「芳醇で贅沢」「ぶどうの香りが爽やかで美味しい」と絶賛する声も多く、結論としては好みがハッキリ分かれるスイーツだといえます。
ここまでルタオのナイアガラについて詳しく解説してきましたが、最後にポイントを整理しておきましょう。
【ルタオのナイアガラまとめ】
・まずいと感じる人の多くは、ナイアガラぶどうの香りとホワイトチョコの強い甘さが苦手な人
・ぶどうに含まれる成分がお菓子などに使われており「人工的」と感じることがある
・「美味しい」と高評価されるのは、芳醇な香りと贅沢な甘さを楽しめるから
・原材料にワインを使っているが、アルコール分は1%未満で安心
・子供やお酒が苦手な人でも食べやすいが、体質によっては注意が必要
・購入は直営店・新千歳空港・公式オンラインストアが中心で、物産展では限定的に入手できる
・冷凍なら約30日保存可能、解凍後は10日以内が目安
・冷凍を美味しく解凍する目安は冷蔵庫で1時間
・半解凍で食べるとアイス感覚になり、甘さが軽やかに感じられる
誰にでも合う味ではないかもしれません。
しかし、特別な贈り物やご褒美スイーツとしては強い印象を残すことのできる一品といえます。
そのユニークな香りと甘さは、まさに体験してみなければわからない特別なもの。
ぜひ一度、自分の舌でその評価を確かめてみてください。
以下もおすすめの記事となっています。



