ワインを楽しもうとした瞬間、「あれ?オープナーがない…」という経験はありませんか?
家でゆっくり飲もうと思ったときにオープナーが壊れていたり、いくら探しても見つからない…。
また、旅行先やピクニックなどの外出先で、うっかり忘れてしまうことも。
そんなときに真っ先に思い浮かぶのはコンビニや身近なお店。
手軽に立ち寄れてなんでも揃うイメージがありますが…果たしてコルク抜きまであるのでしょうか?
また、ワインオープナーにも種類があり、使いやすさや機能性は大きく異なります。
この記事ではコンビニ別のワインオープナー取扱い状況や種類ごとの特徴、代用品から購入先まで詳しく解説します。
これを読めば突然必要になったときでも慌てず対応できて、ワインの時間をスムーズに楽しめるようになりますよ。
コンビニで買えるワインオープナーと店舗別の取扱い状況

「ワインが飲みたい!」と思ったとき、近くのコンビニでワインオープナーが手に入ればとても便利ですよね。
しかしコンビニによって品揃えや取扱いが違うため、必ずしも希望の形状や機能のものがあるとは限りません。
ここではファミリーマート・ローソン・セブンイレブンそれぞれの販売状況や特徴をチェックしていきましょう。
ファミリーマートのコルク抜きの取扱い状況
ファミリーマートでは一部店舗でワインオープナーを取り扱っています。
全ての店舗に置いてあるわけではなく、都市部やワインの品揃えが豊富な店舗で見かける確率が高いです。
取扱いの多くは多機能型のソムリエナイフや栓抜き兼用タイプ。
シンプルなスクリュー式単体の販売は少なく、缶切りや栓抜きと一体になった商品が棚に並ぶことが多いです。
価格帯は300円〜500円程度が中心で、金属製で耐久性のあるタイプが主流。
郊外や小型店舗では在庫がない場合もあるため、確実に手に入れたいなら事前に電話で確認するのが安心です。

私の最寄りの店舗を2件回ってみましたが、いずれも取扱いはありませんでした。
ローソンのコルク抜きや多機能ソムリエナイフの有無
ローソンもワインオープナーは全店舗に常備されているわけではありません。
ただし、ワインや輸入食品の取扱いに力を入れている店舗では多機能型ソムリエナイフを見かけることがあります。
こちらも価格は300円〜500円程度で、金属製のしっかりした作りが多い印象です。
またローソンは自社ブランドのワインや輸入ワインの展開に合わせて、期間限定でオープナーを入荷することもあります。
クリスマスやバレンタインの時期など、ワイン需要が高まる季節であれば見つかる確率が上がります。



ファミリーマートと同じく、私の近隣店舗にはありませんでした…。
セブンイレブンで買えるコルク抜きやオープナーの取扱い
セブンイレブンはコンビニ大手の中でもワインの種類が比較的豊富です。
一部店舗ではコルク抜きも取扱っており、シンプルなスクリュー式から多機能型まで幅があります。
ただし、こちらも店舗や時期によって取扱い状況はまちまちです。
セブンイレブンは季節限定の輸入ワインやギフト向けワインを展開することがあり、その際にコルク栓のボトルが並ぶことも。
そうした時期には同じ棚や近くのコーナーにオープナーが陳列される場合があります。



最寄りのセブンイレブンでは、缶切りや栓抜きと一体になった多機能タイプの簡易オープナーを見かけました。
価格帯は250円程度で、クオリティとしては100円ショップの商品と大きな差はない印象です。


コンビニワインの多くはスクリューキャップタイプ
実のところコンビニで販売されているワインの多くはスクリューキャップタイプ。
オープナーを使わずにそのまま開けられるケースが増え、「気軽に買ってすぐ飲める利便性」が重視されています。
そのためオープナーの取扱いも減っている可能性が高いです。



もしもオープナーの取扱いがない場合は、ひとまずコンビニワインで済ませるというのもアリかもしれません。
このように、コンビニのワインオープナー取扱いは店舗の品揃えや時期、ワインのラインナップによって左右されるのが現状です。
「必ず買える」とは限らないため、事前の確認や代替案で乗り切りましょう。
ワインオープナーはコンビニ以外でどこに売っている?


コンビニでワインオープナーを探してみても、必ずしも手に入るとは限りません。
「急いで必要なのに売っていなかった…」という経験をした人も少なくないでしょう。
では、コンビニ以外ならどこで確実に入手できるのでしょうか?
ここではコンビニと同じくらい便利なドン・キホーテをはじめ、スーパーやニトリなどでの取扱いをご紹介します。
ドン・キホーテで見つかるワインオープナー
ドンキは、バラエティ雑貨や日用品が豊富に揃うディスカウントストア。
ワインオープナーも取扱いがあり、その手頃さは魅力的です。
安いものであれば200円台から、多機能ソムリエナイフや電動オープナーなど高機能モデルは1,000円〜3,000円程度までラインナップが豊富。
また、ドン・キホーテは深夜営業している店舗も多いため、急な用事でも立ち寄れる点が便利です。
ただし、テナントとして入っているような小規模のドンキでは取扱いがない場合もあるため、事前に確認しておくと安心です。
スーパーのワインオープナーと価格帯の目安
スーパーならお酒売り場が充実している店舗ほど、ワインオープナーを扱っている可能性が高いです。
価格帯はタイプによりますが、おおむね300円〜1500円程度。
シンプルなスクリュー式から両腕を押し下げるウィング式まで、家庭用に適したタイプが中心です。
ただし、選べるほどの品揃えはない点に注意してください。
イオンやイトーヨーカドーなどの大型スーパーでは、ワインと同じ棚やキッチン用品コーナーに置かれていることがあります。



私がよく行くイオンは、1Fのワインコーナーには取扱いがなく、2Fのキッチン用品コーナーにありました。
このようなケースもあるので、見つからない場合は店員さんに聞いてみましょう。
ニトリで手に入るシンプルデザインのワインオープナー
ニトリはシンプルで使いやすい日用品が豊富にそろうブランド。
ワインオープナーも例外ではなく、無駄のないデザインで長く使えるアイテムが多い印象です。
スクリュー式やてこ式などのワインオープナーが中心で、手頃な価格帯で必要最低限の機能を備えた製品が揃っています。



一部店舗では電動タイプの取扱いもあるようですが、私が見た店舗では確認できませんでした。
また、ドンキと同じくテナントのような小さい店舗では取扱いのないケースがあります。
実際、建物内にカルディや100円ショップがあるニトリでは、店員さんに確認してみましたがオープナーの取扱いそのものがありませんでした。
他のお店で入手できるので敢えてラインナップから外されているというパターンもあるみたいですね。
100均のワインオープナーは多種多様
100均の王道と言えばダイソーやセリア、キャンドゥなどが思い浮かびます。
これらのお店でもワインオープナーは取扱いがあり、その種類もスクリュータイプからソムリエナイフまで様々。
緊急時には充分な力を発揮してくれるものばかりです。
ただし、こちらも規模の小さいお店では取扱いがないこともあるので事前確認がいいかもしれません。
100均で取扱うワインオープナーに関しては別記事でまとめていますので参考にしてください。


確かなオープナーを選ぶならオンラインストア!種類の多さが圧倒的
もし時間に余裕があるなら、オンラインストアでの購入が最もおすすめ。
Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどでは、スクリュー式から電動式まで多数の取扱いがあります。
加えてセールやポイント還元があるので、手ごろな価格帯で入手できる可能性が高いです。
口コミやレビューを参考に選べるため、自分に合った商品を比較検討しやすいのも大きなメリット。



自宅用はもちろん、贈り物としても最適です。
このように、ワインオープナーはコンビニ以外でもさまざまな場所で購入できます。
「すぐに必要」ならドンキや100均、「種類を選びたい・プレゼント用」ならオンラインストアなど使い分けるのがベストです。
100均のワインオープナーを使う際の注意点
ワインを気軽に楽しむために100均でオープナーを入手したのに、「コルクが全然抜けない…」と苦戦した経験はありませんか?
100均のワインオープナーは低価格で便利ですが、使い方を誤ったり、コルクの状態によってはなかなか開けられないケースがあります。
以下の記事ではそれらの原因と「どうすれば開けられるのか」という解決法をわかりやすくまとめています。
合わせて読んでみてください。


ワインオープナーの代用品|スプーン・ペンチ・ドライバーなど身近なアイテム
どうしてもワインオープナーが手元にない場合、身近な道具を「代用品」として活用する方法があります。
もちろん公式のやり方ではありませんが、応急処置としては十分役に立つでしょう。
こちらにまとめていますので、扱いに注意して試してみてください。


ワインオープナーの種類は主に4つ|あなたに合わせた至高の一品を


ワインオープナーと一口にいっても、実は形状や使い方が大きく異なります。
「どれを選べばいいのかわからない…」と感じる人も多いのではないでしょうか。
結論から言えば、ワインオープナーは大きく4種類に分けられます。
それぞれの特徴やメリット・デメリットを理解しておくことで、苦労せずにワインを楽しむことができますよ。
スクリュー式オープナー|シンプルでコルク抜き特化の定番型


最もポピュラーなのがスクリュー式オープナー。
コルクに金属のスクリュー(ねじ)を差し込み、徐々に引き抜くタイプです。
最近では回すだけで簡単に抜けるタイプが人気、売れ筋ランキングとしても常にトップ5に入っています。
メリット | デメリット |
---|---|
○ 構造がシンプルで壊れにくい ○ 比較的安価で扱いやすい ○ 斜めに刺さりにくい ○ サイズが小さく、収納に便利 | △ コルクが固い場合は力が必要 △ 機能がコルク抜き限定 |
他の用途には使えない点が一番のデメリット。
しかし、その分コルク抜きに特化しているため、引き抜きやすさはトップクラスです。
比較的安価な価格帯ですが、商品によってはスクリュー部分が小さいことでコルク折れなどの可能性があります。
個人的には品質の確かな貝印をオススメします。
ウィング式オープナー|両腕を押し下げて楽に開けられるタイプ


ウィング式は、コルクにスクリューを差し込むと両側の“羽”のようなアームが持ち上がり、それを押し下げて抜く仕組みのオープナーです。
スクリュー式よりも大きくて機械チックではありますが、その独特の形が「オシャレ」「可愛い」と高評価。
ご紹介している商品は一見すると犬がモチーフのインテリアのようですが、耳の部分がウイングになっていて、通常のオープナーと同じように使えます。
メリット | デメリット |
---|---|
○ テコの力で簡単にコルクを抜ける ○ 力が弱い人でも扱いやすい ○ デザイン性があり、ギフトにも人気 | △ ややサイズが大きく、収納しにくい △ スクリュー部分が弱いと真っ直ぐ刺さらず曲がりやすい |
「スクリュー式は上手くできない」という人や、家族でワインを楽しむ家庭にはぴったり。
技術やコツがほとんど不要のため、誰でも扱いやすいタイプです。
不慣れだとウイングと本体に指を挟む可能性があるので注意しつつ使用してくださいね。
ソムリエナイフ|コンパクトで持ち運びやすくプロ愛用


ソムリエナイフは折り畳み式でポケットにも収まるプロ仕様のオープナー。
コルク抜きだけでなく、ナイフ(キャップシールカッター)や栓抜きが一体化しており、多機能性が魅力です。
メリット | デメリット |
---|---|
○ 持ち運びやすく、外出先でも使える ○ スマートな見た目で「本格感」を演出できる ○ 慣れると素早く開けられる | △ コツを覚えるまで開けにくい △ 安価なものだと耐久性に欠ける |
レストランやバーで活躍するプロが愛用していることも多く、「ワイン通を目指したい」という人にぴったりの一本。
100均で見かけるソムリエナイフでも機能としては充分なので開封は可能です。
ただし100均アイテムは正規品と比べると全体的に耐久性が低く、力を加えづらいのでコルクが抜きにくい印象を受けました。
外出先などに持っていく際は簡易的なものでもいいですが、家でよく使うならしっかりしたものをオススメします。
電動式オープナー|力いらずで高齢者や女性にも人気


近年人気を集めているのが電動式オープナー。
コルクを抜くという点に関しては、これ以上楽なものはないと言えるほどです。
ボタンを押すだけでコルクが自動的に抜けるため手を痛める心配もなく、力がまったく要りません。
以前は5,000円以上のものが主流でしたが、最近は手頃な価格帯も増えていて入手しやすくなりました。
メリット | デメリット |
---|---|
○ 誰でも簡単にコルクを抜ける ○ 固いコルクでも問題なく対応可能 ○ 見た目がスタイリッシュで、パーティーにも映える | △ 電池や充電が必要 △ サイズが大きめで収納に場所を取る |
家でワインをよく飲む人や女性、高齢の方にもおすすめできる安心のタイプ。



ワイン通なら一家に一台あると便利なイチオシアイテムです。
プレゼントとしてもかなり喜ばれるので、ワインの好みは分からないけど、ワインに関するものを贈りたいという時には最適でしょう。
自分のライフスタイルやワインの楽しみ方に合わせて、最適なワインオープナーを選んでみてください。
【補足】知っておきたいコンビニ事情やワインオープナーの注意点


ここまで、コンビニやスーパーなどでのワインオープナーの取扱いを紹介してきました。
しかし「どの店舗にも必ずある」とは限らず、季節やイベントモノといった扱いになっているのが現状です。
ワインオープナーに関連して、補足的としてお酒に関する事情などをピックアップしてみました。
コンビニに栓抜きのみや缶切りのみの取扱いはなく、主流は多機能型
「開封する」という点に関しては、コンビニの取扱いのほとんどが「多機能型」のツールです。
缶切りのみや栓抜きのみ、と言ったツールは置いていません。
これは、取扱いスペースの限られたコンビニにとって「多用途で役立つ商品を優先する」という事情があるからです。
ワインオープナーなどの単体では需要が限られるため、栓抜き・缶切り・ワインオープナーを一つにまとめたタイプが主流になっています。
加えて簡易的なものが多いので、機能は最低限という認識でいましょう。



コンビニは気軽に行けてなんでも揃う、万人向けがコンセプトと考えれば納得できます。
また、コンビニの取扱いは店舗規模や立地によっても異なります。
オフィス街の小規模店舗では取扱いがないことも多い一方、幹線道路沿いの大型店や観光地近くの店舗ではワイン関連のグッズが比較的揃っているケースもあります。
コンビニはニーズによって品揃えを変えていると覚えておきましょう。
ワインオープナーは機内に持ち込めるのか|国内線と国際線の規制
もうひとつ注意したいのが、ワインオープナーの持ち運びに関する規制。
結論から言うと、ナイフや刃が付いているタイプのワインオープナーは、国内線・国際線ともに機内持ち込みはできません。
ソムリエナイフや多機能型の小型ナイフ部分があるものは、刃物扱いになるためです。
空港の保安検査で没収されるリスクが高いため、スーツケースなどの受託手荷物に入れて預ける必要があります。
一方で、シンプルなスクリュー式オープナーや電動式で刃がないタイプであれば、航空会社によっては機内持ち込みが可能なケースもあります。
ただし航空会社や国ごとに規制が異なるため、必ず事前に確認しておきましょう。
特に国際線では、乗り継ぎ先の空港で再度手荷物検査を受ける場合もあります。
ある国ではOKでも別の国ではNGということがあり得るため、「受託手荷物に入れてしまう」方が確実です。
【まとめ】コンビニのワインオープナーは店舗次第、常備には確かなものを
ここまでコンビニでのワインオープナー取扱いを中心に、その他入手先やオープナーの種類について詳しく見てきました。
押さえておきたいのは、コンビニでワインオープナーは見つかるとは限らないという点であり、むしろ取扱いに関しては現状少ないと言えるかもしれません。
とりあえず必要な場合は100均、スーパーやドンキなど他店も視野に入れて検討しつつ、確実に入手なら事前に電話などで在庫確認をおすすめします。
最後に重要なポイントを整理しておきましょう。
≪コンビニのワインオープナー事情と入手のすすめ≫
■コンビニのワインオープナーは店舗や在庫によって異なる
■コンビニでは多機能かつ簡易ツール型が主流で、シンプルなオープナーは少ない
■スーパーやニトリ・ドンキホーテなら選択肢が広がり、比較的入手しやすい
■ネット通販ならレビューや価格を比較でき、最も失敗しにくい
■ワインオープナーにはスクリュー式・ウィング式・ソムリエナイフ・電動式の4種類があり、それぞれ特徴がある
■100均のオープナーは安価で手軽だが、開けにくい場合もあり応急用として考えるのが安全
■スプーンやペンチなど身近な代用品でも開けられるが、あくまで応急処置
■刃のついたオープナーは飛行機の機内持ち込みが禁止されているので要注意
■自宅ならしっかりしたオープナーを常備しておくことが、最も安心でスマートな選択
ワインの時間を特別なものにしてくれるのは、選び抜かれた一本のボトルと、その魅力をすぐに味わえるオープナーの存在です。
今日からぜひ、自分に合った一本を用意しておきましょう。
宜しければこちらもご拝読ください。



