手頃な価格帯でファミリー層からお年寄りまで、幅広い人気を誇るガスト。
食事の選択肢も豊富で、日常的に利用している方も多いのではないでしょうか。
特にガストのワインは飲みやすく手頃、「おうちでも飲めたら良いのに…」なんて思いますよね。
SNSや口コミには、「持ち帰れた」「ワインだけ買えた」といった声があります。
しかし一方で、「今はできないらしい」という情報も。
そこで、この記事ではガストのワインについて整理しつつ、実際はどうなのか調べてみました。
何となく店員には聞きづらいワインの持ち帰り。
読み終える頃には、迷うことなくガストを楽しめますよ。
ガストワインは持ち帰りできるのか?

上述したように、ガストのワインについては「持ち帰りできる」「できない」と色々な情報が出回っています。
ですが実際には、すべてがOKなわけでも、すべてがNGなわけでもありません。
まずは「できないこと」と「できるケース」を分けて、順番に整理していきましょう。
基本的にワインだけを買うことはできない
ガストは“物販”ではなく“店内提供”が基本なので、ワイン単体のテイクアウトはできません。
これは現在も変わらないルールです。
ガストはレストランであり、スーパーや酒屋のようにお酒を販売するお店ではないためです。
そのため、「食事は頼まずに、ワインだけテイクアウト」という利用方法は原則認められていません。
メニューにあると、販売していると思われがちですが、実際は店内専用の提供という扱いになります。
つまりガストのワインは、料理と一緒に楽しむ前提で用意されているものです。
ワイン単体の持ち帰りはできないと覚えておきましょう。
それではなぜ「持ち帰りできた」などの噂があるのかというと、条件を満たせば持ち帰りが可能なためです。
持ち帰りはボトルの「飲み残し」なら可能
持ち帰りの条件というのが「飲み残し」です。
ガストでは、ボトルワインを注文して飲みきれなかった場合、店員さんに申し出ると飲み残しを持ち帰りできます。
ただし、店舗によってはワインそのものの取扱いがなかったり、独自のルールが設けられている場合もあるので注意してください。
なお、グラスで注文したワインは容器の都合上、持ち帰りできません。
持ち帰りが認められるのは、ボトルで注文した場合のみという点も覚えておきましょう。
ガストに負けないコスパ抜群なワインとして、g7ワイン、珍しい銘柄の多いベルーナワインについても合わせてどうぞ。


ワイン未開封の販売には酒販免許が必要
なぜ「未開封のボトル」は持ち帰れないのか、という点ですが、理由はとてもシンプル。
販売と提供では法律上の扱いが異なるからです。
飲食店が提供するお酒は、「その場で飲む」ことが前提で、未開封ボトルの販売は酒販免許という別の許可が必要になります。
この免許は、店舗ごとに取得しなければならず、手続きや管理の負担も小さくありません。
全国に多くの店舗を持つガストにとって、各お店の酒販免許の取得は現実的ではないでしょう。
あくまで「店内で提供したワインの飲み残し」という扱いでのみ、持ち帰りが認められています。
ワインだけ持ち帰りできるという話はどこから浮上した?

現在のルールでは、「ワインだけの持ち帰りはできない」という結論になります。
それではなぜ、“持ち帰りできる”という話が広まったのか。
理由は大きく2つ考えられます。
コロナ禍の特例対応の有無
まず、大きな理由として考えられるのが、コロナ禍で行われていた特例的な対応です。
新型ウイルスの影響で外食が難しくなった時期、多くの飲食店がテイクアウトや持ち帰りを強化しました。
ガストを含む外食チェーンも、この流れの中で「一部メニューの持ち帰り対応」を行っていました。
そのため、当時利用していた人の中には、「ワインも持ち帰れた」「ボトルを買えた記憶がある」と感じた方がいる可能性があります。
ただし重要なのは、それがあくまで一時的な対応だったという点です。
外食の制限が緩和され、通常営業に戻った現在では、こうした特例はすでに終了しています。
つまり、「昔はできた」のかもしれませんが、今も有効とは限らないことは覚えておきましょう。
他の外食チェーン店との混同
もう一つの大きな理由が、他の飲食店との混同です。
ガストと似た価格帯・雰囲気のレストランは多いですよね。
中でも名前がよく挙がるのが、サイゼリヤやジョイフルなどのチェーン店。
これらのお店では、時期や条件によってワインの扱い方が異なるケースがあります。
実際、サイゼリヤではコロナ禍において「期限付酒類小売業免許」を取得。
限定的ではありますが、「ワインだけ買える」時期がありました。
そのため、「別のお店でできたこと」を「ガストでもできた」と勘違いしている方も少なくありません。
しかし、それらの特例期間も現在では終了。
今ではサイゼリヤも同じ扱いで、ワインだけ買うことはNGとなっています。
ちなみにサイゼリヤのワインは常に100円台、スペシャルワインを取り扱うお店もありますよ。


ガストのワイン提供スタイルや価格帯・度数

持ち帰りについては解決しましたが、その次に注目されるのが価格帯や提供スタイルです。
どんなワインなのか、グラスとボトルでどう違うのか、気になりますよね。
ここでは、実際の提供スタイルや価格帯をはじめ、度数や量について整理していきます。
グラスは190〜240円・ボトルだと990円
ガストで提供されているワインの中心は、イタリアワイン「サンタ・カンパネラ」です。
このワインは、すかいらーくグループのオリジナルとして開発されたもので、ガストの料理に合うように設計されています。
現在の主な提供スタイルと価格帯は以下のとおりです。
※店舗により異なる場合があります。
| グラスワイン | ボトルワイン |
|---|---|
| ※赤白共通 ≪価格帯≫190〜240円(税込) ≪グラス量≫120ml ≪持ち帰り≫不可 | ※赤白共通 ≪価格帯≫990円(税込) ≪ボトル量≫750ml ≪持ち帰り≫飲み残しのみOK |
アルコール度数に関しては公式サイトに載っておらず、非公開。
miku体感的には一般的なテーブルワインの範囲に近い印象でした。
赤ワインはプラムやチェリーを思わせる果実味があり、渋みはやさしく、口当たりはなめらか。
白ワインは、パイナップルやマンゴーを思わせる香りがあり、フレッシュで軽やかな味わいが特徴です。
デカンタの提供がなくなった背景
ガストのワインは、過去にデカンタ形式で提供されていた時期もありました。
しかし、現在ではデカンタの提供は行われていません。
取り止めの理由について、これは私見ですが、分かりやすさと管理のしやすさを重視したのではと考えています。
デカンタは見た目が良く、複数人でシェアしやすい反面
・量の管理が難しい
・飲み残しの扱いがあいまい
・店舗ごとの差が出やすい
といった問題が挙がりやすいです。
全国に多くの店舗を持つガストでは、どの店舗でも同じ品質・同じルールで提供できることが重要。
その結果、現在はグラスワインとボトルワインというシンプルで分かりやすい提供スタイルに整理されたのだと思います。
幅広い年代が利用するガストだからこそ、今の形が選ばれていると言えるでしょう。
ガストのワインにクーポンやキャンペーンはある?
ガストは、よくクーポンを発行していますよね。
ワインについても「クーポンで安くなるの?」「ワインにも割引があるって本当?」といった疑問を持つ人が多いようです。
ここでは、ワインに使えるクーポンやキャンペーンはあるのか、その実情を見てみましょう。
クーポンは公式アプリから不定期に発行されている
結論から言うと、ガストのワインクーポンは、常に用意されているわけではありません。
ガスト公式アプリを中心に、不定期で発行されることがあります。
実際に私が利用したクーポンは、およそ1ヶ月(2025年11月20日~2025年12月25日)まで開催とのことでした。


ちなみに、クーポンと通常時の価格帯を比較すると以下のとおりです。
| グラスワイン | ボトルワイン |
|---|---|
| ※赤白共通 ≪通常≫10mlあたり19〜24円 ≪クーポン時≫10mlあたり9.5~12円 | ※赤白共通 ≪通常≫10mlあたり13.2円 |
普段だとボトルのほうがお得ですが、クーポンがある時は、ボトルよりもグラスのほうが安くてお得です。
クーポンを見つけた際には、ぜひお店で飲んでみてください。
過去のハッピーアワーはワインも対象だったけど・・・
ワインについてよく耳にするのが、「ハッピーアワーなら安く飲めた」という噂です。
【ハッピーアワーとは?】
平日10:30~18:00の時間帯のみお酒が安く提供されるキャンペーンのこと。
実際、過去に行われたハッピーアワーのラインナップには、ワインも含まれていました。
現在もハッピーアワー自体は継続されていますが、内容は店舗ごとに異なるとのこと。
加えて公式メニュー上では、ワインは対象外となっています。
インターネット上には、当時の情報がそのまま残っているものもあります。
それらが現在の状況と混ざって、誤解を生んでいるケースもあるためご注意ください。
ガストのワインはまずい?それとも美味しい?口コミや評判


ガストのワインを調べてみると、「まずい」「美味しい」と、評価が分かれる口コミを目にすることがあります。
初めて注文する人にとっては、「結局どっちなの?」と迷ってしまいますよね。
ここでは、実際の口コミや評判を参考にしながら、ガストのワインがどんな味わいなのか整理していきます。
ガストのワインは白赤ともに飲みやすさ重視
口コミを見ていくと、次のような意見が多く見受けられます。
| 良い口コミ | 悪い口コミ |
|---|---|
| ・クセがなくて飲みやすい ・ワインが苦手でも飲めた ・食事の邪魔をしない味 | ・コクが足りない ・深みはあまり感じない |
この違いは、期待しているものの差から生まれています。
ガストのワインは、専門店のように香りや複雑さを楽しむワインではなく、食事と一緒に気軽に飲むことを目的にしています。
そのため、赤ワインは渋みが強すぎず、果実の甘みを感じやすい仕上がり。
白ワインは、酸味がきつくなりすぎないよう調整され、さっぱりとした後味が特徴です。
口コミが割れる理由は、ワインの良し悪しではなく、趣向が違うという点にあります。
筆者の個人的なオススメは「白」
あくまで個人的な感想になりますが、ガストのワインを選ぶなら白ワインのほうが失敗しにくいと感じます。



白のほうが、赤よりも酸味が少ないため飲みやすく、コクが感じれられました。
ガストの料理は、油を使ったものや味付けがはっきりしたものが多め。
白ワインのほうが口の中をリセットしてくれます。
赤ワインが苦手な人でも、「白ワインなら飲める」と感じるケースも少なくありません。
もちろん、肉料理が中心で、しっかりした味付けのメニューを選ぶなら赤ワインもOK。
ただ、迷ったなら「白を選ぶ」ほうが良いと感じました。
ガストの味を自宅でも楽しむ方法はある?


実は、ガストの味はお店に行かなくても自宅で楽しめる方法があります。
しかも、「似ている」レベルではなく、それらの商品は実際にすかいらーくグループが提供。
お店と同じクオリティと言っても差し支えありません。
お持ち帰りしたワインと合わせれば、自宅で99%ガストを再現できます。
ここでは、特に利用しやすく、評判も安定している代表的な商品を3つ紹介します。
ガストをレンジで!チーズINハンバーグ
まず外せないのが、ガストの看板メニューでもあるチーズINハンバーグです。
こちらは冷凍食品として販売されており、電子レンジで温めるだけで食べられる仕様。
中に入ったチーズはとろっと溶け、ソースもしっかり付いているため、「ごはんが進む味」に仕上がっています。
こちらをワインと合わせるなら、やはり赤がおすすめ。
「今日は外に出るのが面倒だけど、ちょっといいものを食べたい」
そんなときに活躍する商品です。
すかいらーく2026年新春大吉福袋5種8袋+お楽しみ商品2品
少し変わり種になりますが、毎年話題になるのがすかいらーくの新春福袋です。
2026年版ではガストの定番メニューを中心に、「チーズINハンバーグ・から揚げ・餃子・炒飯」など複数の冷凍商品がセットに。
さらに、お楽しみ商品が2品付く構成になっており、何が入っているか分からないワクワク感もあります。
1品ずつ買うよりも割安なため、「いろいろ試してみたい人」には向いている内容です。
家族で分けて使ったり、数日に分けて消費することで無理なく楽しめます。
すかいらーくのガスト定番アソート
最後に紹介するのが、ガスト定番アソートです。
こちらは、「チーズINハンバーグ・ピザ・ポテトフライ」など、ガストでおなじみの料理をまとめて楽しめる構成になっています。
単品で買うよりも手間が少なく、「今日は何を食べよう」と迷ったときにそのまま使えるのが便利なポイントです。
外食ほどの特別感はありませんが、“日常の中でガストを楽しむ”という点では、十分満足できる内容といえるでしょう。
【まとめ】ガストワインは持ち帰りできないではなく「条件付き」
ここまで見てきたように、実際はワインの持ち帰りが一切ダメということではありません。
店内でボトルを注文し、飲み残した場合に限り持ち帰りが可能です。
これまでの内容をまとめてみましょう。
【ガストワインの持ち帰りまとめ】
■ガストでワインのみ購入は不可
■未開封ボトルの販売は行われていない
■店内でのボトル注文、かつ飲み残した場合には持ち帰りOK
■テイクアウトの様々な情報は他店やコロナ禍の特例が原因
■公式アプリのワインクーポンは不定期配布
■公式のハッピーアワーのラインナップにワインは入っていない
■ワインの味わいは飲みやすさ重視、特に白がおすすめ
■ガストの料理は冷凍・セット商品で入手可能、自宅でも楽しめる
ガストのワインを、「持ち帰りの有無」だけで語るのは、少しもったいないです。
大切なのは、その一杯がどんな時間を作ってくれるか。
仕事帰りに一息つきたいとき。
家族との食事に、ほんの少し大人の気分を添えたいとき。
外で飲んだ余韻を、家でも続けたくなったとき。
そんな場面に、自然体で寄り添ってくれるのがガストのワインです。
ルールを知っていれば迷うことはありませんし、知ったうえで選べば、満足度はぐっと高くなります。
次にガストを訪れたときは、その一杯を、少しだけ特別に感じてもらえたらうれしいです。
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